7月, 2013年

泣くなアタックNo1

2013-07-14

山梨の高校にバレーボールで全国レベルのM商業高校があります。縁がありまして弊道場で数名の選手をサポートしているのですが 引率してくる母親のTさんにアクシデントが発生してしてしまいました。TさんもM商業高校のOGで地域の体協でエースとしてびしばしとスパイクを相手のコートに叩きつけているのですが試合中に右肩に違和感を感じ翌日には右腕は完全にロックされてしまったのてす。片手運転で道場に来られたのですが触ることも出来ないとはそのことです。
肘内障かと思われるほど肘を伸ばそうとすると痛みで抵抗します。前肩の三角筋に触れようものなら大粒の涙を流して泣き出してしまいます。これ以上は難しいと判断して病院でレントゲンをとってその結果を連絡してもらうことにしました。レントゲンの結果は骨には異常がないとのこと。2日後の先生の予約を取り本部道場に出向きました。
Tさんの心を象徴するように天気は雨模様です。本部道場は朝から大勢のお客様で混み合っています。二階でやろうと云うことになって施術の始まりです。
録画をしながら、どこからどの様に施術を始めるのかこちらも興奮気味です。
なんとTさんはこの2日の間に洗濯物を干すとき踏み台から転落して膝を5針も縫う怪我をしていたのです。泣きっ面に蜂、甲州弁でささらほーさらです。そんなTさんを思い遣りながら横向きにしてから施術の始まりです。そして仰向けに。近くにあったクッションを使い腕を楽な位置で固定します。これらの細かい気遣いがTさんをリラックスさせていきます。参考になります。
前腕を触診して一言。「回内筋がだめだ」
前腕の施術にたっぷり時間を使います。
そして腕を、口、胸、お腹と持って行かせますがお腹に動かそうとすると痛みで顔が歪みます。その確認の方法も勉強になります。
その間先生はTさんを励ましたり誉めたり勇気づけたりし続けていますが手が止まることはありません。そしてそこが焦点だったのでしょうか。先生の指が肩鎖関節辺りで瞬間閃きました。思わずTさんから声が洩れます。
座らせて腕を挙げさせてみます。上がりました。Tさんの顔が信じられないと言っています。更に呼吸の仕方を指導して徐々に挙げて
いきます。この呼吸法は必見です。
息を吐かせながらフッフッフーとリズム良く腕を挙げさせるのですが効果抜群です。
Tさんの顔はすっかり歓喜の表情に変わっています。凄い。この施術の一部始終は録画に収めてあります。これに解説が付けば私達の施術の参考になるものと期待しています。
わたしだけがミタのでは申し訳ありません。
駐車場まで向かう間急に雨脚が激しくなりどしゃ降りとなりましたが心は快晴です。
Tさんの表情は来る時とは別人になっていて凄い、信じられないの連発です。
その後の経過も順調で施術を続けています。
びしばしとアタックを決める日も間近です。
最後に、あの時に先生が着ていたTシャツの背中の一撃改善の文字が眩しかった。
小生もそのTシャツに負けない腱引き師になりたいものです。

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